旅 瀬戸内(たびせと)    醤油と赤とんぼの町龍野(たつの) GoogleMap    
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    龍野市街  
     
   聚遠亭(しゅうえんてい)    紅葉谷  
  醤油と赤とんぼの町龍野(たつの)
うすくち醤油と赤とんぼで知られる龍野。兵庫県の南西部に位置し、古くから交通の要衝でもあった。
岡山からも京阪神方面に行く時にはいつも通る町でありながら、なかなか立ち寄る機会がなかった。
播磨の小京都、童謡「赤とんぼ」の里とのふれこみに引かれ訪れてみた。
その名の通り、戦災にあっていないため、日本の城下町の良さをいっぱい残しており、閑静なたたずまいは、本当に「心のふるさと」といえる素晴しい町である。                             龍野観光案内図
  龍野(たつの)の地名
朝廷に仕えていた野見宿禰が出雲国に帰る途中、日下部里(くさかべのさと)と呼ばれていたこの地で病気になって亡くなりました。
報せをうけた出雲の人たちがたくさんやって来て、川原の石を手渡しで運び上げ、墓を作り、その墓を出雲の墓屋と呼びました。
石を運ぶたくさんの人たちが、「野に立つ」姿から、人々は「立野」と呼ぶようになり、後に「立野(たちの)」が「龍野(たつの)」に改められたといわれています。
明治36年、土屋善之助氏ら有志が奔走し墳墓、参道を整備、現在野見宿禰神社となっておます。                                霞城文化自然保勝会
(現地案内板より) 聚遠亭案内図
  龍野城と黒田官兵衛
龍野城主が赤松政秀の時、政秀は、播磨平定の為、黒田家を味方に付けるよう様々な調略を試みるが、小寺政職の家老である、官兵衛の父職隆は、頑として受け入れなかった。
そうした時、母の病気を治す為に龍野城下の龍神池まで「おたつ」と共に薬草を採りに行き、赤松に捕らえられ人質にされようとするが、父職隆に救出される。
その後、官兵衛が成長してからの永禄12(1569)年8月9日、政秀は姫路城を攻撃しようとするが、官兵衛の秘策により、青山の地での合戦で敗退する。「智将 黒田官兵衛」といわれるその兆しを見せたのがこの合戦であった。
(NHK大河ドラマ「軍師官兵衛」・青山古戦場現地案内板などを参考)
 
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  龍野城跡 龍野歴史文化資料館 龍野神社  
  龍野城跡 
TEL0791-63-0907 
兵庫県たつの市龍野町上霞町128−1
龍野城は、鶏籠山の山城と後年、山麓につくられた平山城との二期に分かれ、山城は約500年前赤松村秀によって築かれ、山麓の平山城は寛文12年に信州飯田から脇坂安政公が移ったときに築城された。
本丸御殿 
開館時間:8:30〜17:00(入館16:30まで) 
休館日:毎週月曜日 
入館料:無料
交通:JR姫新線本龍野駅より徒歩約15分
神姫バス龍野バス停より徒歩約5分
山陽自動車道龍野ICより車約5分
 
  たつの市立龍野歴史文化資料館 
TEL0791-63-0907 
兵庫県たつの市龍野町上霞城128−3
たつの市出身の鹿島守之助博士設立の八重洲ブックセンターより建物の寄贈を受け、1988年10月31日に開館した資料館。
龍野市と揖保川流域の古代から近世までの文化資料を保存公開している。
テーマ:「原始時代の龍野」、「古代の山陽道」、「中世の筑紫大道」、「龍野城主と城下町」、「近世の街道と揖保川」
開館時間:9:00〜17:00(入館16:30まで)
休館日:毎週月曜日(祝日の場合は翌日)、祝日の翌日(土曜日・日曜日の場合は火曜日)、特別展の前後、12月27日〜1月4日
入館料:一般200円 65歳以上100円、小学生〜大学生100円、特別展は別料金
交通:JR姫新線本龍野駅より徒歩約15分
神姫バス龍野バス停より徒歩約5分
山陽自動車道龍野ICより車約5分
 
  龍野神社
兵庫県たつの市龍野町中霞町
龍野神社は1862年(文久2年)龍野藩主脇坂安宅が藩邸敷地内に建安治主神(脇坂家の祖で豊臣秀吉の副将であり、賤ヶ岳七本槍の一人として知られる脇坂甚内安治公)を祀り、脇坂家の廟社であった。
廃藩置県後の明治8年(1875)9月、一般神社とひとしい郷社(神社の資格)に列せられた。
安治公は滋賀県湖北町出身で、これが縁で龍野市は同町と友好提携都市を締結した。
例祭は4月5日から11日までの間の日曜日に行い、神輿の前後に甲賀武者・子供武者ら総勢300余人が、威武堂々と行列をつくって、城下町を練り歩く光景は、すこぶる壮観であり、数万人の観光客でにぎわう。
    龍野史談会
現地案内板 
 
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  赤とんぼの碑 龍野公園 龍野公園のムクロジ  
  赤とんぼの碑
「赤とんぼ」は、三木露風が大正10年に作詞、昭和2年、山田耕筰によって作曲された。
三木露風は、龍野市生まれで、北原白秋とともに日本詩史上「白露時代」を築きあげた象徴派の詩人。
晩年、龍野名誉市民として顕彰を受けると共に紫綬褒章を授けられ、東京の三鷹市で悠々自適の生活を送っていたが、昭和32年12月29日76歳の生涯を閉じた。
この赤とんぼの碑は、追想調の童謡「赤とんぼ」に因んで建てられたもの。
赤とんぼ
夕焼け小焼けの 赤とんぼ 負われて見たのは いつの日か
山の畑の 桑の実を 小籠に摘んだは まぼろしか
十五で姐やは 嫁に行き お里のたよりも 絶えはてた
夕焼小焼の 赤とんぼ とまっているよ 竿の先
         露風
(現地案内板を参考)
  龍野公園
TEL0791-64-3156
〒679-4170 兵庫県たつの市龍野町中霞城
龍野城跡がある鶏籠山南西麓から的場山南麓にかけて広がる面積約4.7haの公園。
西播磨県立自然公園に属する。
春の桜、秋の紅葉の名所。
上の写真は、赤とんぼのある運動公園から龍野神社・聚遠亭方面への遊歩道。
主な見所

聚遠亭(しゅうえんてい)紅葉谷龍野神社龍野公園のムクロジ
  龍野公園のムクロジ
地域のシンボルとして親しまれている。(郷土記念物としての指定 平成9年3月28日)
 
 
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  三木露風先生像 矢野勘治玉杯碑 龍野 白鷺山公園  
  三木露風先生像
生誕100年を記念して建立された三木露風先生の像
(平成元年6月23日建立)
  
  矢野勘治玉杯碑ー旧制第一高等学校 西寮・東寮寮歌ー
旧制第一高等学校 西寮寮歌「春爛漫の花の色」 東寮寮歌「嗚呼玉杯に花うけて」
矢野勘治は龍野町日山、三木定七の次男に生れ、藩の儒者矢野家の養嗣子になった。
第一高等学校二年の記念祭に「春爛漫」を三年の時に「嗚呼玉杯に」を作った。
これは一高生のみならず戦前の学生の青春の歌となった。
東京三菱の前身横浜正金銀行ロンドン・大阪支店長・取締役。
吉田茂は東大の同級生。
現地案内板 
  白鷺山公園ー龍野ー
たつの市の白鷺山にある公園で「童謡の小径」、哲学の道」や桜とツツジの名所として知られている。
国民宿舎赤とんぼ荘や展望台、五月の台広場などもある。
 
   
  国民宿舎 赤とんぼ荘 すくね茶屋 うすくち龍野醤油資料館  
  国民宿舎 赤とんぼ荘 
TEL0791-62-1266 
〒679-4161 兵庫県龍野市龍野町日山463−2
つつじの名所白鷺山の中腹に建ち、揖保川沿いの国道179号線からも眺める事ができる。
近くには、桜や聚遠亭で有名な龍野公園がある。
眼下には、揖保川の清流が流れる播磨平野、古い歴史と伝統を持つ龍野の町並みを一望の下に眺める事ができる。

設備概要:室数32室(バス・トイレ付き 18室、バス・トイレ無し 14室) 
館内:大浴場、展望レストラン、宴会場、喫茶店、売店(たつの市地場産品ー手延べそうめん・皮革製品・醤油)
  
        国民宿舎 赤とんぼ荘ホームページ
  すくね茶屋 山菜料理 そうめん・抹茶・わらび餅  TEL0791-63-0331 
〒679-4162 兵庫県たつの市龍野町下霞城22 龍野公園内
大正時代の醤油蔵を移築した郷土料理の店。
特産のもろみ、地元特産の手延べそうめん、にゅう麺、山菜料理、自家製のわらび餅など・・・。
営業時間:11:00〜22:00 
休日:第3木曜日(花見、紅葉の時期は無休)、12月30日〜1月2日
交通:JR姫新線本龍野駅から徒歩約20分、
山陽自動車道龍野ICから車約8分
駐車場:あり(無料)
 
  兵庫県重要有形民俗文化財 うすくち龍野醤油資料館 TEL0791-63-4573 FAX0791-62-5054 
〒679-4178 兵庫県たつの市龍野町大手54−1
龍野でなぜうすくち醤油が造られてきたのか。
1.播磨平野の小麦、山間部で獲れる質の良い大豆、赤穂の塩、揖保川の伏流水である鉄分の少ない軟質の水
2.京・大阪の文化 
館内展示:「今と昔の醤油造り」ビデオ(約15分)、江戸時代からの醤油醸造用具・資料等約2,400点
別館:山下摩起画伯(兵庫県出身)の作品
開館時間:9:00〜17:00(入館は16:30まで) 
休館日:毎週月曜日(月曜日が祭日の場合は翌日)
入館料:大人・子供とも10円/人
交通:JR姫新線本龍野駅から徒歩約20分
山陽自動車道龍野ICから車約5分
 
 
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  龍野の町並 武家屋敷資料館 如来寺  
  龍野の町並
脇坂藩5万3千石の城下町龍野は、「播磨の小京都」とも呼ばれ、白鷺山、鳥籠山を背景に、打ち込みハギの技法で積まれた石垣や見通し窓のある白壁の街並みは、落ち着いた城下町の雰囲気をそのまま残しており散策に最適。
また、うすくち醤油発祥の地としても有名で、白壁の醤油蔵が立ち並び、レンガ造りの煙突も眺められる。
 
  武家屋敷資料館 TEL0791-63-9111
〒679-4179 兵庫県龍野市龍野町上霞城45
鉄砲職、鍛冶職として仕えた芝辻邸を、式台、玄関、座敷廻りなど武家屋敷の特徴となる部分については建築当初である天保8(1837)年当時の武家の邸宅として忠実に復元し、見学施設、地区の歴史学習の拠点施設、集会所として利用できるように整備した。
開館時間:10:00〜16:00 
休館日:月曜日(祝日の場合は翌日) 祝日の翌日 年末年始(12月29日〜1月3日)、その他臨時休業あり
入館料:無料
交通:JR姫新線本龍野駅より徒歩約15分
山陽自動車道龍野ICより車約10分
           武家屋敷資料館 1階平面図
  松龍山 如来寺 
宗派:西山浄土宗(総本山光明寺) 
開基:天文2年(1533年) 当案賢正上人開基
本堂:寛文6年(1666年)再建 
本尊:阿弥陀如来(鈴懸の弥陀)
龍野脇坂藩の菩提所として藩主、家中の位牌を安置している。
三木露風の歌碑と筆塚や大谷幽香の遺愛碑などがある。
鶏籠山を借景に疎水に沿って建つ寺観は城下町龍野を代表する風景となっている。 
本堂の他
地蔵堂:千体地蔵尊安置 
開山堂:開山賢正上人像 釈迦三尊像 四天王像 釈迦十大弟子像
(羅漢堂):十六羅漢像等安置 
鐘楼堂:文化3年(1806年)建立 平成2年(1990年)大修理・黄金色の梵鐘鋳造
十王堂:建立不詳 寛政7年(1795年)修理 
(庚申堂):十王尊像 青面金剛像 三十三所観音像安置(揖保西国第22番札所)
山門:(四脚門) 享保15年(1730年)建立 
庫裡:寛保3年(1743年)建立
などの建物がある。
 
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   片しぼ竹の宿 梅玉          
  片しぼ竹の宿 梅玉 TEL0791-62-1101 〒679-4165 兵庫県たつの市龍野町本町1−1
龍野脇坂藩筆頭家老屋の敷跡に建つ、創業100年余の旅館。
宿の前の庭には、天然記念物「片しぼ竹」が生育している。
山田洋次監督の寅さんシリーズ「寅次郎夕焼け小焼け」の舞台にもなっている。
天然記念物(文部省指定) 片しぼ竹
数年前は太い片シボ竹林であったが、竹の花が咲いて幹は枯れたが、これらは本年発生した若竹でまだ竹幹は細いが節間は枝の上側のみが半面が平滑で反対側の裏は交互にシワが出来ている数年たてば生長しもっと太い竹シボが発生する。
学問的に珍奇で永久に保護して後の世に引きつぐ責任がある。

       
農学博士 室井 綽 (現地案内板)
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