旅 瀬戸内(たびせと)

宝生院のシンパク GoogleMap
     
    シンパクの幹   
     
  シンパク     宝生院本堂  
  特別天然記念物 「宝生院のシンパク」  昭和30年8月25日国指定
シンパクで特別天然記念物に指定されたものはわが国では本樹のみである。
シンパクは、イブキまたはビャクシンとも言われ、わが国中部以南の海岸まれに山地に自生する裸子植物で、葉形は幼樹の頃は針状で生育につれ大樹になると鱗状に変化す。
本樹のような巨木でも、「先祖がえり」と言われる若い新しい針状の葉が見られることがある。
幹の根本の周囲は、16.6m地上1mのところで、三方に裂開したように支幹を出し、本幹の基部の一部分は朽ちて空洞となっているが、樹勢にはなんらの関係なく、極めて旺盛で壮観を呈して遠くから眺めると、あたかも森のように見える。
まさに日本一、否世界一のシンパクの巨樹である。
各支幹の状況は次のとおりである。
支幹の方向     本幹から分れたところの高さ  支幹の根もとの太さ
北向きのもの    約1メートル            7.3メートル
西側のもの     約0.8メートル          6.2メートル
南にのびたもの  約1.1メートル          7.8メートル
本樹は、応神天皇が小豆島(あずきじま)遊幸のとき、皇踏山に登られ、南麓の小高いところに御手植になられたとの伝説がある。
由緒ある神木として郷人たちは崇敬し今日まで大切にしてきたものである。
大正期の中頃、植物学の大家本多静六氏の調査研究によると樹齢1500年以上と推定されている。
このような価値高い巨樹がいつまでも永く繁茂するよう先人達の愛敬した遺産を保存したいものである。
(現地案内板より)
 

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