旅 瀬戸内(たびせと)

鞍馬寺 GoogleMap
     
    鞍馬寺 多宝塔   
     
    仁王門    鞍馬寺 金堂  
  鞍馬寺(くらまでら) TEL075-741-2003 京都市左京区鞍馬本町1074
奈良、唐招提寺(とうしょうだいじ)の開山鑑真和上(がんじんわじょう)の高弟、鑑禎(がんちょう)上人が、宝亀(ほうき)元年(770)、鞍を負った白馬の導きで当山に至り、毘沙門天を感得して草庵を結んだのが始まりである。延暦(えんりゃく)15年(796)には藤原伊勢人(いせと)が王城鎮護の道場として伽藍を造営し、爾来(じらい)、衆庶の信仰を集めてきた。
現在は鞍馬弘教(こうきょう)の総本山であり、宇宙の大霊・尊天(そんてん)を本尊とする信仰の浄域である。
山の精霊である天狗が住む山としても有名で、貴船へと続く参道には、豊かな大自然の中に、牛若丸(源義経)ゆかりの「息次ぎの水」や「背比べ石」、枕草子に記された「九十九折(つづらお)り」などの名所古跡が散在し、多くの文学作品にも登場する。
「初寅(はつとら)大祭」や「竹伐(たけきり)り会式(えしき)」などの由緒ある年中行事も多く、春の花に始まり、夏は全山緑に包まれ、秋は紅葉の彩り、冬は雪景色と四季折々の風情ある佇(たたず)まいは、訪れる人々の心にやすらぎを与えている。
                                  京都市
(現地案内板) 
拝観時間:9:00〜16:30(霊宝9:00〜16:00)
拝観料:愛山費200円 霊宝殿200円
交通:叡山鞍馬駅から山門まで徒歩約3分
                              鞍馬山自然科学博物苑案内(鞍馬寺のマップも掲載)
 
     
  鞍馬寺 本殿金堂前「翔雲台」より比叡山方面 
鞍馬寺 翔雲台
鞍馬山は北方守護の浄域である。擁護受福のため、本尊ここに降臨ありて、はるか平安京をみそなわし給う。
中央の板石(ここでは写っていない)は、本殿後方より出土したもので、平安時代より鞍馬寺に伝えられた如法写経会の経巻を埋納した経塚の蓋石である。
板石の下から発掘された経塚遺物二百余点がことごとく国宝に指定された。
(現地案内板)
                                                                                    
翔雲台前方風景説明版
鞍馬寺 金堂周辺
鞍馬寺 光明心殿 鞍馬寺 本坊(金剛寿命院)・瑞風庭 鞍馬寺 閼伽井護法善神社
鞍馬寺 光明心殿
護法魔王尊がまつられ、護摩供を奉修する道場である。
鞍馬寺 本坊(金剛寿命院)・瑞風庭
650万年前護法魔王尊が金星より鞍馬山に降臨せんとする相を形象化したもの。
鞍馬寺 閼伽井護法善神社
本殿の東側にある水の神様。

鞍馬寺 本坊から奥の院参道・奥の院へ
鞍馬寺 本坊・霊宝殿方面 鞍馬寺 奥之院参道入口 鞍馬寺 鐘楼
鞍馬寺 奥之院参道入口
金堂横、本坊前を進むと鞍馬寺奥の院への参道口に通ずる。
鞍馬寺 鐘楼
梵鐘は寛文10年(1670)の銘文をもち、「扶桑鐘銘集」にも紹介される名鐘である。毎年、除夜の鐘を撞く人が列をつくる。
 
鞍馬寺 与謝野寛・晶子夫妻の歌碑 鞍馬寺 霊宝殿 鞍馬寺 冬柏亭
鞍馬寺 与謝野寛・晶子夫妻の歌碑
本殿から奥之院への参道の途中「霊宝殿」の手前右側にある。
鞍馬寺 霊宝殿
仏像と寺宝、自然の標本などが展示・奉安されている。
鞍馬寺 冬柏亭
東京荻窪の与謝野家にあった晶子氏の書斎が晶子氏の没後大磯に移された後さらにここ鞍馬寺に移築されたもの。
鞍馬寺 牛若丸息次ぎの水 鞍馬寺 地蔵堂 鞍馬寺 義経公 背比べ石
鞍馬寺 牛若丸息次ぎの水
牛若丸が、毎夜奥の院僧正が谷へ剣術の修行に通ったとき、この清水を汲んで喉をうるおしたといわれる。
鞍馬寺 義経公 背比べ石
鞍馬山で修行をしていた牛若丸が山をあとに奥州平泉の藤原秀衡の許に下るときなごりを惜んで背を比べた石といわれる。

鞍馬寺 木の根道 鞍馬寺 僧正が谷不動堂 鞍馬寺 義経堂
鞍馬寺 木の根道
木の根道は、硬い地質のため杉の根が地中に入れないで地表を這っている。
鞍馬寺 僧正が谷不動堂
比叡山開祖 伝教大師がここに参篭された時刻んだとされる不動明王が祀られている。
牛若丸が鞍馬天狗より兵法を学んだ舞台はこのあたり、奥深い山の神秘感ただよう所である。

鞍馬寺 義経堂
奥州衣川の合戦で自害したと伝えられる源義経の御魂がここに戻ってきたと信じられ、遮那王尊として祀られている。
鞍馬山 僧正が谷 鞍馬山 極相林 鞍馬寺 奥之院 魔王殿
鞍馬山 僧正が谷
このあたりは謡曲「鞍馬天狗」の舞台。謡曲「鞍馬天狗」は、源義経幼少時、紗那王と呼ばれた頃の武勇説話を現代物に脚色した曲。
貴船まで806m、奥の院まで241m⇔僧正ヶ谷から⇔本殿まで711m、仁王門まで1,674m。
鞍馬寺 奥之院 魔王殿
約50万年前に金星から地球に降り立ったという護法魔王尊を祀っており、磐座(いわくら)の上に建っている。
鞍馬寺 ケーブルを使う新参道
鞍馬寺 仁王門 鞍馬寺 普明殿 鞍馬山ケーブル
鞍馬寺 仁王門
明治44年に再建されているが、向かって右側の扉一枚は建立当初の寿永年間(1182〜1184)の頃のものである。仁王像は湛慶作と伝えらる。
鞍馬寺 普明殿
毘沙門天像が泰安されており、ケーブルの山門駅につながっている。鞍馬山の本当の姿を伝えるためのお堂。
鞍馬山ケーブル
鞍馬寺信者の寄付で昭和32年に敷設。鞍馬寺が営利事業としてではなく参拝者の利便をはかるための運営しているため運賃は非常に安く、私が昇り片道乗った2011年10月現在では100円であった。
鞍馬寺 多宝塔  鞍馬寺 弥勒堂 鞍馬寺 参道
鞍馬寺 多宝塔
当初本殿の東隣にあったが、文化11(1814)年に焼失、昭和35年4月ここに再建。毘沙門天を泰安している。
鞍馬寺 弥勒堂
釈尊の滅後に56億7千万年を経てこの世に出現し人類を救済するという弥勒菩薩が祀られている。
鞍馬寺 参道

ケーブルカーで多宝塔まで昇り、参道を歩いていると、参道の両脇は険しい急斜面が続く。鞍馬山の険しさを改めて認識する。
鞍馬石 鞍馬寺 巽の弁財天 鞍馬寺 転法輪堂
鞍馬石
鞍馬石でできた石垣。鞍馬石は約1億年前に地下の深所で丹波帯の堆積岩中にマグマが貫入してできている。
鞍馬寺 巽の弁財天
本殿の東南(巽)の方角にあるので「巽の弁天さま」と呼ばれ、福徳、智恵、財宝、伎芸を授ける神として信仰されている。
鞍馬寺 転法輪堂
本殿の直ぐ下にあり、先祖に感謝の祈りを捧げる道場。貞明皇后行啓時のご休憩所であった寝殿が並び下には信者の休憩所、洗心亭がある。
鞍馬寺 九十九折参道
鞍馬寺 寝殿 鞍馬寺 吉鞍稲荷大明神 鞍馬寺 鬼一法眼社
鞍馬寺 寝殿
大正13年に貞明皇后さまが行啓された際ご休息された建物。平安時代の寝殿造を忠実に型どって建立されている。
鞍馬寺 吉鞍稲荷大明神

五穀豊穣、各種産業の守護神として稲荷権現がまつられている。
鞍馬寺 鬼一法眼社

鬼一法眼は牛若丸に兵法を授けた武芸の達人といわれる。
鞍馬寺 魔王の滝 鞍馬寺 由岐神社 鞍馬寺 川上地蔵堂
鞍馬寺 魔王の滝
崖の上には護法魔王尊が祀られている。
鞍馬寺 由岐神社
御祭神 大己貴命 少彦名命ー
天変地異が続く都を鎮めるため、天慶3(940)年、御所内に祀られていた祭神をこの地に勧請したのが当社の始めとされ、天皇の御病気や世上騒擾のとき、社前に靱(ゆき)(矢を入れる器具)を奉納して平安を祈ったため靱社の名がつき、後に現在の社名となったとも伝えられている。
京都三大奇祭の一つとして有名な「鞍馬の火祭」は当社の例祭で、毎年10月22日に行われる。
鞍馬寺 川上地蔵堂

遮那王と称した牛若丸の守り本尊である地蔵尊がまつられており、牛若丸は日々修行のときにこの地蔵に参拝したといわれる。
鞍馬寺 義経公供養塔 鞍馬寺 楓の古木 鞍馬寺 愛と光と力の像
鞍馬寺 義経公供養塔
牛若丸が遮那王と呼ばれていた7歳の頃から10年間学問や武芸に励んだ時、住んだ東光坊の旧跡に昭和15年に建立された。
鞍馬寺 愛と光と力の像

鞍馬山の本尊である尊天(宇宙生命・宇宙エネルギー・宇宙の真理)を具象化したもの。
鞍馬寺 双福苑 鞍馬寺 句碑 鞍馬寺 香雲句碑
鞍馬寺 双福苑
丹塗りの橋をはさんで左に大黒天、右に恵比須尊をお祀りしている。この一帯を「双福苑」と呼ぶ。
鞍馬寺 九十九折参道 鞍馬寺 門前町
鞍馬寺 中門 鞍馬寺 貞明皇后御休憩所跡 鞍馬寺 門前町
鞍馬寺 中門
この門は、元山麓の仁王門の横にあり、朝廷の勅使の通る勅使門であった。
鞍馬寺 貞明皇后御休憩所跡
大正13年に鞍馬寺へ行啓された貞明皇后が途中お休みになったところ。

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