旅 瀬戸内(たびせと)    刀田山 鶴林寺 GoogleMap    
   
   
  鶴林寺 鶴林寺 仁王門   鶴林寺 本堂   
  刀田山 鶴林寺
崇峻天皇2(589)年、聖徳太子が16才の時、秦河勝(はたのかわかつ)に命じ仏教をひろめる為の道場として建てられました。
釈迦三尊と四天王を祀り「四天王寺聖霊院」と称されたのがこの寺のはじまりといわれ、播磨の法隆寺とも呼ばれています。
平安時代の壁画が見つかった県下最古の木造建築物・国宝「太子堂」や、泥棒が盗み出し壊そうとしたら「アイタタ」という声が聞こえてきたため改心したと伝えられている国宝重要文化財「金銅聖観音像」など多くの文化財があります。
また官兵衛ゆかりのものとしては、天文9(1540)年ごろの官兵衛の父・職隆の書状や天正16(1588)年の官兵衛直筆の書状、信長や秀吉が鶴林寺への乱暴狼藉を禁じる禁制の文書のほか、織田勢に降伏した高砂城主・梶原景行が寄進した県指定文化財の机などが残っており、官兵衛と鶴林寺とは深いつながりがありました。鶴林寺案内図
           加古川市
(現地案内板)
  県指定重要文化財 鶴林寺 仁王門 
平成4年3月24日指定
鶴林寺は聖徳太子の草創と伝える播磨の古刹(こさつ)である。
仁王門は、三間一戸の楼門形式で、大伽藍(がらん)の正門として位置する。
屋根は入母屋造(いりもやづくり)、本瓦葺で大棟に鬼瓦がづる。
全体を遠くから見れば、屋根と縁との張り出しが良く、下層は高く、上層は低く、均整がとれて美しい。
縁下の組物には渦(うず)を彫った木鼻(きばな)が出た絵様肘木(えようひじき)があり、上下層とも脇の間や両妻(側面)に二ツ斗蟇股(ふたつとかえるまた)がある。
この楼門は室町時代に本堂の細部にならって建てられたものが江戸末期に大修理、改造されたと思われる。
なお、階上の組物で二重の支輪(しりん)は珍しい。
(現地案内板)
  鶴林寺 本堂ー国宝ー
応永4(1397)年
本尊:薬師如来 日光菩薩 月光菩薩 持国天 多聞天
お前たち:日光菩薩 月光菩薩 十二神将
仏教の説法を聞いたり儀式を行うところから大講堂とも呼ばれている。
13世紀頃に中国から唐様(からよう)と天竺様(てんじくよう)とよばれる新しい建築様式が伝わり、14世紀頃に従来の和様(わよう)と折衷(せっちゅう)した様式ができあがった。
この本堂はその折衷様式の最もすぐれた建築である。
内部は、中央で内陣と外陣にわけられ、内陣には美しい立派な宮殿(くうでん)があり、その中に、60年に1回ご開帳される10世紀ごろの秘仏が5体まつられている。
外陣では折衷様式の美しく力強い建築美が見られる。
なお、内陣の板戸には日本最古の鶴の絵などが描かれている。
 平成8年12月 
   寄贈 加古川鶴林ライオンズクラブ
(現地案内板)
 
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   鶴林寺 三重塔    鶴林寺 太子堂   鶴林寺 鐘楼堂   
  鶴林寺 三重塔ー兵庫県指定重要文化財ー昭和45年3月30日指定
三間三重、本瓦葺、初重は文政年間(1818〜1830)年の大修理の際、ほとんど新材で補修された。
二重、三重の軸部および斗?部(ときょうぶ)、軒廻りは古様をよく伝えている。
各部の木割(きわり)、各種の逓減率(ていげんりつ)、軒反りの形式、三面の鬼瓦などから室町時代の建築と思われる。
内部は心柱が二層目で止まり、初重の四天柱内(してんばしら)内に須弥壇(しゅみだん)を築く。
壇上には本尊大日如来(だいにちにょらい)坐像を安置する。
出入口の扉は板扉で内面に江戸末期の修理の際の寄付者名などが墨書または彫刻されているのが珍しい。
なお、相輪(そうりん)は昭和25年に改鋳されたものである。
     平成4年11月  兵庫県教育委員会
(現地案内板) 
  国宝 鶴林寺 太子堂
天平3(1112)年
本尊:釈迦如来 文殊菩薩 普賢菩薩 四天王
兵庫県下最古の建築で、聖徳太子ご創建の聖霊院(しょうりょういん)の後身として太子堂と呼ばれているが、本来は西方にある常行堂と対をなす天台宗最古の法華堂である。
檜皮葺(ひわだぶき)の美しい屋根に宝珠がのせてあり、内部は正面に礼拝堂があり奥が3間4面の内陣になっている。
天井は小組格天井(こくみごうてんじょう)とよばれるぜいたくな天井である。
須弥壇(しゅみだん)後方の板壁には、表に九品来迎図(くぼんらいごうず)、裏面には涅槃図(ねはんず)、天井小壁には飛天図、その他長押し上の小壁、四天柱などからも創建当時の壁画が、昭和51年に赤外線写真によって発見された。
しかし今なおススにおおわれ肉眼では見ることができない。

    
平成8年12月 
     寄贈 加古川鶴林ライオンズクラブ(現地案内板)
 
 
  鶴林寺 鐘楼ー国指定重要文化財ー
応永14年
この鐘楼は、階段を2階にのぼって鐘をつく一般には少ない立派な構造になっている。
外部から見ると建物が「袴(はかま)」をはいているように見えるので「袴腰造り」と呼ばれている。
鐘楼としては大型であり、バランスの良さと、リズミカルな構成によって非常に美しい優れた建築になっている。
国宝本堂より10年おくれて建てられたもので、本堂と一連の建立であるといわれている。
重要文化財の梵鐘は、約1000年前の高麗時代に造られた「朝鮮鐘」で、形も魅力的であるが、「黄鐘調(おうじきちょう)」の妙なる音色をもった名鐘である。
  平成8年12月
     寄贈 加古川鶴林ライオンズクラブ
(現地案内板) 
 
 
       
   鶴林寺 観音堂    鶴林寺 護摩堂   鶴林寺 常行堂  
  鶴林寺 観音堂
江戸時代 宝永2(1705)年
本尊:木造聖観世音菩薩立像
この堂は、江戸時代宝永2乙酉年(1705)姫路城主の榊原政邦公の寄進によって再建されたものである。
元来、観音堂には愛太子観音と呼ばれる白鳳時代の聖観世音菩薩(現在は宝物館に安置)をお祀りしていたが、明治時代の神仏分離政策以降は浜の宮神社の本地仏であった現本尊の聖観世音菩薩(秘仏)をお祀りするようになった。
構造は入母屋造り、本瓦葺き、正面一間の向拝付き。
奥二間が内陣、手前一間が外陣。
内陣の須弥壇上に妻入軒唐破風付きの厨子を置き、秘仏の本尊聖観世音菩薩を祀る。
手前は御前立像の聖観世音菩薩、須弥壇右には善光寺如来を祀る。
  平成14年正月
     寄贈加古川鶴林ライオンズクラブ
(現地案内板)
  鶴林寺 護摩堂ー国指定重要文化財ー
永禄6(1563)年
本尊:不動明王
比較的小さいお堂であるが、均整のとれた簡素で美しい建物である。
また内部は大きな梁(はり)などの用い方に奇想天外ともいうべき手法が凝らされている。
内部中央に護摩壇(ごまだん)があり、火を焚いて本尊不動明王(怒りの表情をあらわし自己の欲望を抑える姿)と自分とが一体になる祈祷を行うお堂である。
     平成8年12月  
        寄贈 加古川鶴林ライオンズクラブ
(現地案内板) 
 
  鶴林寺 常行堂ー国指定重要文化財ー
平安時代(12世紀前半)
本尊:阿弥陀如来
この建物は、国宝太子堂とほぼ同時代の建立で、もとは太子堂と同じく檜皮葺(ひわだぶき)であったものを1566年に瓦屋根に葺き替えたものである。
外観は比較的低くて、蔀戸(しとみど)や板扉を用い、簡素で上品な落ち着いた建物である。
内部は、前方に参拝者が拝礼するスペースがとりこまれているが、これは太子堂の形式を一歩進めたものと言える。
このお堂では、「常行三昧(じょうぎょうざんまい)」という、口で阿弥陀仏を唱え、心に阿弥陀仏を思いながら、休むことなく何十日も歩き巡る厳しい修行が行われた。
その遺構としては日本最古のものである。
  平成8年12月
     寄贈 加古川鶴林ライオンズクラブ
(現地案内板) 
 
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  鶴林寺 行者堂    鶴林寺 新薬師堂    鶴林寺 菩提樹  
  鶴林寺 行者堂ー国指定重要文化財ー
応永13年(1406)
本尊:神変大菩薩(役行者)
正面が春日造り、背面が入母屋造りという小さいが珍しい建物である。
本堂、鐘楼とともに室町時代初期の鶴林寺全盛期に建てられ同じく折衷様式である。
日本には古くから「神」と「仏」とは同体であるという思想があった。
前方の鳥居が示すように、仏教の聖地「鶴林寺」を守護するため「日吉神社」が建てられたのがこのお堂の前身である。
しかし明治以降、絶大な超能力を身につけた山岳修行のリーダー役行者(えんのぎょうじゃ)をまつり「行者堂」となった。
毎年3月23日に、この前庭において大護摩が焚かれ、世界の平和と人々の幸せを祈っている。
   平成8年12月
     寄贈 加古川鶴林ライオンズクラブ
(現地案内板) 
      菩提樹
お釈迦様が成道(おさとりをおひらき)の時、この樹の下で坐禅されたという仏教に因縁ある木。
日本ではインド種が生育しないため古来この中国種の木によって菩提を悟られたお釈迦様をしのんできた。
    花の見頃 6月上旬〜中旬
(現地案内板)
 
         
   鶴林寺 法華一石一字塔    鶴林寺 石風呂    鶴林寺 子安地蔵尊  
  法華一石一字塔
江戸時代中期末明和8(1771)年に建立
  鶴林寺 石風呂(いしぶろ) 1据(すえ)
凝灰石ー竜山石(たつやまいし)−製  長さ128センチ  幅67センチ  現高31センチ
湯浴のための浴槽(よくそう)で、九州や瀬戸内地方の凝灰岩産出地に分布し、長方形、楕円形、円形のものがある。
古代末から中世においては、民間のものとは別に寺院でもつくられており、湯船(ゆぶね)の周縁に花や線香を立てるための孔(あな)があけられているものがある。
石風呂のすぐ前にある円筒形の石は、花立か線香立て用の台石(だいいし)であったのかもしれない。
    平成19年3月  加古川市教育委員会
(現地案内板 
 
     
       
   鶴林寺 講堂    鶴林寺 宝生院    鶴林寺 浄心院  
      鶴林寺 宝生院
鶴林寺の塔頭の一つ
 
  鶴林寺 浄心院
鶴林寺の塔頭の一つ 
 
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   真光院   佛足石     経蔵  
  鶴林寺 真光院
鶴林寺の塔頭の一つ
  
  佛足石
そこに立たれて説教されている釈尊を表現している。
 
       
   鶴林寺 宝物館    鶴林寺公園    鶴林寺公園駐車場  
  鶴林寺 宝物館
TEL079-454-7053
加古川市加古川町北在家424
聖徳太子ゆかりの寺(別名播磨法隆寺)といわれる鶴林寺の宝物を展示。
開館時間:9:30〜16:30
休館日:なし
料金:大人(高校生以上)500円 小・中学生200円(別途入山料が必要)
団体(30人以上)1割引
 
  鶴林寺公園
鶴林寺公園案内図
     
     
   食事処 ながさわ    
  ながさわ鶴林店
TEL079−425−1333
〒675−0031 兵庫県加古川市加古川町北在家505
鶴林寺公園駐車場近く、 仁王門の正面にあり。
営業時間:11:00〜22:00(ラストオーダー21:30)
定休日:年中無休
 
   
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